選考プロセスの長さを変えることなく、求職者の離脱率を低下させる施策を実施、6か月間で5名の内定承諾、辞退率ゼロを実現。
2022年に東証グロース市場に上場した株式会社eWeLLは、在宅医療をDXで支援する企業として急成長を遂げています。急成長の一方で、その成長に採用が追いついていないという課題に直面していました。
eWeLLの採用課題
- 採用市場における認知度不足:上場後、認知度は上がったものの加速する成長速度に対して求職者からの応募やエージェント紹介数が少ない。
- 人事リソース不足:兼務人事のみで対応しており、かつ増員の計画もない。
- 選考プロセスの長期化:人事リソース不足もあり、他社と比べて選考プロセスに時間がかかり他社の内定に後れを取り有力な求職者の離脱が見られる。この選考プロセス長期化がエージェントからの紹介が増えない要因としても考えられる。
- エージェントとの関係構築のハードルの高さ:本社が大阪にあり、エージェントとのコミュニケーション量に課題がある。
memeによる解決策
我々は上記の採用課題にとらわれず根本の課題を見極め、以下の解決策を考え、実行しました。
- 既存エージェントとの関係強化:エージェントにとってスピードは価値となる為、コミュニケーションの量はもちろん速度を最重要視し、連携を強化。
- 求職者紹介プロセスの効率化や仕組化:限られた人事リソースの中で有力な求職者にフォーカスし書類選考スピードを高める施策を実施。
- アトラクトとフォローの強化:選考と選考との間に期間が空きやすく、他社の内定が先に出ることも多い中で選考期間の長さを活かしアトラクトの頻度を増やした。オファー面談のみならず前後のプロセスにおいてもアトラクト要素を導入し持続的な魅力付けをおこなった。
- 適切な採用チャネルの増加:人事リソースが限られており応募数の増加はさらなるスピードダウンのリスクがある為、厳選した採用チャネルの増加をおこない人事の負荷を増やさずに有効応募を増やした。
成果
我々のアプローチを通じて、以下のような成果をあげることができました。
– 紹介求職者が直近6か月で5名内定。
– 5名の内定者全員から承諾を獲得、内定辞退率ゼロを実現。
– 内定者の多くが先に他社の内定が出ていたが、継続的なフォローにより承諾を獲得。
eWeLLの人事担当山中様より
「memeさんは人材紹介という範囲にとどまらず人事採用や経営リソース全体から最適化を考え、実行してくださります。採用担当が足りないなら採用担当を増やしましょう、書類選考スピードを上げましょう、といった目先の問題点への解決ではなく当社の事情を踏まえた上で採用プロセスを最適化させ、採用の成功に繋げてくださいます。当社の事情を踏まえつつ当社がやりきれないところをスピーディに実行してくださるのでありがたい存在です。」
上場後も益々急成長するDX企業様への採用支援をご紹介させて頂きました。記事には書ききれないより具体的な方法について別途ご紹介しております。詳しくはお問い合わせくださいませ。